9月28日、平瀬楽器藤原台センターにてピアノ指導者の皆さまを対象とした楽譜セミナー「もう迷わない ピアノ導入教材の活用法と指導のコツ」を開催しました。
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今回のセミナーでは、子供が飽きない指導法が非常に好評の中西美江先生にお越しいただき、数あるピアノ教材をどのように選び、生徒さん一人ひとりに合わせてどう使っていくのか、具体的な指導例を交えながらお話しいただきました。
特に印象的だったのが、
「それぞれの教材が、すべてを完璧に身につけられるよう設計されているわけではない」
という考え方です。
教材ごとに「何を重視しているのか」、反対に「何を後回しにしているのか」を理解したうえで、足りない部分を別の教材やレッスンの中で補っていく。
同じ教材を同じように進めるのではなく、生徒さんの性格や理解の仕方、モチベーションに合わせて指導方法そのものを変えていくことの大切さを、さまざまな事例から学びました。
たとえば、達成感がモチベーションにつながる生徒さんには、できたことをスタンプなどで「見える化」する。
どんどん先へ進みたがる生徒さんには、たくさん弾ける教材と、じっくり丁寧に取り組む教材を使い分ける。
一つの曲を繰り返し弾くことに安心感を感じる生徒さんには、無理に次へ進めるのではなく、テンポや曲想を変えたり、簡単な変奏を加えたりして、一つの曲からさまざまな体験につなげていく。
「教材に生徒を合わせる」のではなく、「生徒に合わせて教材や使い方を考える」。
そんな視点がたくさん詰まったセミナーでした。
また、電子ピアノとアコースティックピアノの構造の違いから、電子ピアノで練習している生徒さんがレガートなどを難しく感じる理由、その場合にレッスンでどのように対応すればよいのか、といった内容も取り上げられました。

参加した当店スタッフからも、
「生徒のタイプに合った進め方と教材選びを対応させて研究されていたのが印象的だった」
「電子ピアノで練習してきた子どもの弾き方について、その原因とレッスンでの対処法まで聞けたことは非常に価値があった」
「ピアノを教えるすべての先生に聞いてほしい内容だった」
という感想がありました。
平瀬楽器では、楽譜や教材を販売するだけでなく、先生方の日々のレッスンに役立つ情報や学びの機会もお届けしていきたいと考えています。
今回ご参加いただいた皆さま、そして貴重なお話を聞かせてくださった中西先生、ありがとうございました。

