文化なの?それとも騒音なの?

今朝の新聞にこんな記事が大きく掲載されていました

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ストリートピアノは迷惑?

駅や商業施設などに置く[ストリートピアノ]が
全国で急増している。

設置情報を発信するインターネットサイトによると
21日現在で649箇所にあり、3年前の約5倍に。

一方で、ルールやマナーが守られず、
近隣の迷惑になるケースもある。

加古川市のJR加古川駅では、
苦情を受けて4月末で利用を中止し、
設置から半年で撤去された。

ストリートピアノは果たして
地域の「文化」なのか、「騒音」なのか。
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三田市にも2台のストリートピアノが
設置されています。

当店はその管理をさせていただいているのですが、
定期的に調律に伺っている感じだと、
結構たくさんの方々に楽しんでもらっている
ように思います。

もちろん設置した当初には、
ピアノを設置した場所に近いお店から
騒音のクレームが来たという話も伺いました。

ピアノ自体の音を小さくする処置をしたり、
お店側も工夫やガマンをしていただいたりして
今の状態になっているのですが、

どちらか一方の主張だけだと通じるものも
通じないですよね。

この記事は文化か騒音かという
ちょっとショッキングな書き方をされていますが、

たしかに素敵な音楽も嫌いな人にとっては
騒音でしかありません。

これはストリートピアノだけじゃなく、
どんな音楽だって同じです。

せっかく根付き始めた
ストリートピアノの「文化」が
こんなことで廃れてしまうことの
ないように願っています。

三田市のストリートピアノの管理も行っている平瀬楽器への調律依頼はこちら!